Top >  競馬ブック >  F1ビジネス―もう一つの自動車戦争

F1ビジネス―もう一つの自動車戦争

F1ビジネス―もう一つの自動車戦争
田中 詔一
F1ビジネス―もう一つの自動車戦争
定価: ¥ 780
販売価格: ¥ 780
人気ランキング: 21401位
おすすめ度:
発売日: 2006-05
発売元: 角川書店
発送可能時期: 通常4~6週間以内に発送

ジャーナリストにはここまで書けない。
本書のキモの部分、F1界のカネの流れについて突っ込んだ報道を今までしたのは小生が知る限り英「エコノミスト」誌しかない。本書のカネの流れの説明もエコノミスト誌記事をベースに著者のHRD元社長が自らのバーニー面談経験で肉付けしてF1ビジネスの全貌に少しでも近づこうとしている。

F1ビジネスをいかに知悉しているかはとりもなおさずバーニーとの距離がどれだけ近いかということとイコールなのである。著者の田中氏は「F1が普通のビジネスの常識が通用しないことをみんな強調するがそんなことはない」と書いているが、小生はこの一事、独裁ぶりだけでもF1ビジネスの「異常さ」が端的にあらわれていると思う。

そういう意味でコンストラクターのトップとしてバーニーに非常に近いポジションで仕事をした田中氏の「バーニー体験」は、バーニーからのクリスマスカードなどユーモア・人情ネタにはじまり、丁々発止のビジネスエピソードに至るまで非常に興味深い。ブリジストンの浜島さんが書いた「世界最速のF1タイヤ」もバーニーのことにチラリと触れていたが、日本人が書いたものでここまでの内容は本書が初めてではないか。

フェラーリとFIA・FOMの結託など報道からはなかなかわからないF1時事ネタも充実。F1ファン必読の書。

資本が絡むとこうなる。
資本主義の社会では資本家がなにより支配できることになっている。
F?1の世界もそうだとおぼろげならも思っていたが、ここに赤裸裸に証してしまった。
果たしてこれが人気を支える手段になるのかどうかはわからないが、興味ある方はお読みいただければすべてがわかるような内容となっている。
日本の参戦している2社を比べると、ホンダは自らの技術力を高めるためにF?1に挑戦しているのに対し、トヨタは会社自体を世界へアピールしたいというのが丸見えだった。
純粋なレースの歴史が長いヨーロッパでもF?1参戦への意義は日本と同じようなことが起き始めているようだ。

F1への誘い
1999年から2005年、HRD(ホンダ・レーシング・ディベロップメント)の初代社長を勤めた著者が送る一冊。
F1にはいろいろと興味はありましたが、たまにレースを観るくらいでした。
タイトルに惹かれ手にとりましたが、F1の誕生、バーニー・エクレストン氏、
収入源、支出、コスト、コンコルド協定などに関わる様々な話は非常に興味深く、
レースだけではわからないF1の世界を見せてもらった感じです。
今後F1を違った視点から観ることのできる、そんな一冊です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.1yutori.com/mt/mt-tb.cgi/585

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

         

関連エントリー

馬券術 人間の条件―「競馬は、一流の人間だけ見れば勝てるんだよ」 競走馬私論―プロの仕事とやる気について TARGET馬券新書 馬単&3連複投資ガイド―TARGET公認馬券本〈2〉 最強の競馬論 廃競馬場巡礼 レーサーの死 新日、K-1、PRIDEタブー大全 (2006) 吉田豪のセメント!!スーパースター列伝 パート1 最強のPOG青本―ペーパーオーナーゲーム完全ガイド (2006~2007年) パーフェクト種牡馬辞典―産駒完全データ付き (’06~2007) 馬券術 政治騎手 ロシアンパワー養成法 ただマイヨ・ジョーヌのためでなく POGの達人 完全攻略ガイド 2006~2007年度版 直伝!仲谷式 億の馬券術―馬券で億ションを買った男の方法RATE BUSTER! マイヨ・ジョーヌ ― 伝説の1999-2005ツール・ド・フランス写真集 F1ビジネス―もう一つの自動車戦争 人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか


メールマガジン

特典のご請求

競馬に関する情報を無料でお届けします!ご希望の方は下記フォームからお申込みください。

Eメール

スポンサードリンク

関連グッズ